アルバムチャート壊滅的状況に~史上最低売上1位更新~
史上最低記録の前に…
AKB48の総選挙結果が発表されたようで、ネット上はかなり盛り上がってますね。
なにやらいつもセンターだったメンバーが1位から陥落したとのことで。
とりあえず、ナタリーからコピペ。(次のシングルでタイトル曲に参加できる21位まで)
・‥…━━━☆投票結果最終発表・‥…━━━☆
1位:大島優子(チームK:中間2位/初日2位/昨年2位/31448票)
2位:前田敦子(チームA:中間1位/初日1位/昨年1位/30851票)
3位:篠田麻里子(チームA:中間4位/初日5位/昨年3位/23139票)
4位:板野友美(チームK:中間3位/初日4位/昨年7位/20513票)
5位:渡辺麻友(チームB:中間5位/初日3位/昨年4位/20088票)
6位:高橋みなみ(チームA:中間6位/初日6位/昨年5位/17787票)
7位:小嶋陽菜(チームA:中間7位/初日10位/昨年6位/16231票)
8位:柏木由紀(チームB:中間8位/初日7位/昨年9位/15466票)
9位:宮澤佐江(チームK:中間9位/初日9位/昨年14位/12560票)
10位:松井珠理奈(SKE48チームS:中間15位/初日18位/昨年19位/12168票)
11位:松井玲奈(SKE48チームS:中間10位/初日8位/昨年29位/12082票)
12位:河西智美(チームB:中間13位/初日13位/昨年10位/11080票)
------------------↑メディア選抜↑------------------------
13位:高城亜樹(チームA:中間11位/初日11位/昨年23位/11062票)
14位:峯岸みなみ(チームK:中間15位/初日15位/昨年16位/9692票)
15位:小野恵令奈(チームK:中間12位/初日12位/昨年11位/9468票)
16位:北原里英(チームB:中間14位/初日14位/昨年13位/8836票)
17位:秋元才加(チームK:中間21位/初日21位/昨年12位/8049票)
18位:佐藤亜美菜(チームB:中間19位/初日16位/昨年8位/6921票)
19位:指原莉乃(チームA:中間18位/初日17位/昨年27位/6704票)
20位:仲川遥香(チームA:中間20位/初日19位/昨年圏外/6567票)
21位:宮崎美穂(チームB:中間17位/初日20位/昨年18位/6371票)
顔と名前が一致する人が1割、
名前は聞いたことあるけど顔わからないが1割、
名前も顔もわからないが8割
ってところかな。
とりあえず、今回12位以上だったメンバーが次作のプロモーションの際にメディア露出していくらしいです。
この結果はセールスに影響するのか、もしするならどんな影響が出るのか、チャートファンとしてはそこがポイント。
その次作はもう8/18にリリースされることが決定している。
今の勢いから考えるに、そのシングルも年間上位に食い込むことは間違いない。
もし、次作も嵐レベルの数字を出せるのなら、年間チャートが面白くなってくる。
チャートの盛り上がりを背負っていることもあり、今後もAKBのチャートアクションから目が離せない。
~~~
チャートチェックに移ります。
前回記事で6/7付シングルチャートを見終わったので、本日からはアルバムチャートに突入です。
今週のチャートはシングルでAKB48が初動50万越えの快挙を残しましたが、アルバムでは「逆快挙」というべき記録が生まれてしまいました。
さて、その記録とは…。
ではでは、さっそく…
6/7付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
第1位 僕の住んでいた街 -くるり
くるりのカップリング集が初登場で1位を獲得!
くるりにとってはこれがデビュー12年目にして初のオリコン週間1位作品となる。
くるりを祝福したい気持ちは山々だが、今回の争点はそこじゃない。
初動売上げは2.0万枚。
なんと、アルバムの週間1位作品の売上げが僅か2万枚。ちょ…。
この2.0万枚という数字での週間1位はオリコン史上最低記録。
つまり、今作はオリコン史上「最も少ない枚数で1位を獲得したアルバム」※ということになる。※Wikipediaより
また、今回この状況がより危機的であるのは、このアルバムチャート史上最低枚数1位の記録がつい先週更新されたばかりだからである。
先週は「TUNES PRESENTS Vocalogenesis feat.初音ミク」が1位を獲得。
ヴォーカロイドによる作品の週間1位は史上初の出来事で話題になったが、その初動はたった2.3万枚で約19年ぶりに最低記録を更新していた。
(※それまでの最低1位は91年8月のASKA「SCENEⅡ」の2.5万枚)
2週連続で歴代最低1位記録を更新。
ついにアルバム売上も壊滅的な状況となった。
こうなった要因は強力新譜のリリースゼロ状態が1ヵ月半以上続いたこと。
4月中盤に徳永英明の「VOCALIST4」がリリースされてからというもの、セールスパワーのあるアーティストのリリースはほぼゼロ。
長年チャートおよび音楽シーンを見てきたけど、こんなのはじめて。
そのため、周りに敵が居なさすぎて、先述の「VOCALIST4」はまさかの4週連続1位まで記録してしまい、メディアに取り上げられることに。
そんな流れの中、先週の初音ミク、そして今週のくるりと史上最低1位記録怒涛の更新となったわけである。
ただ、絶対的にひとつ言えるのは、くるりは何も悪くないということか。
逆に、ここまでフューチャーされる週に出して運が悪かった。自身初の1位なのになんか不運…。
さて、話が完全にくるりから脱線しているので戻そう。
初動売上げは2.0万枚。前作「魂のゆくえ」の初動4.0万枚から半減
カップリング集ということで、他のアーティスト同様、一気に数字を落とす典型的パターンに。
リリース形態は初回盤と通常盤で2形態。初回盤には2曲多く収録されている。
ただ、通常盤にその代わりとなる要素は含まれておらず、複数買い促進商法にはなっていない。
とりあえず…、
くるりは何も悪くない。
第2位 VOCALIST 4 -徳永英明
先週の2位をキープ。
週間売上げは1.7万枚。
先週の2.2万枚からダウン。
前述したとおり、今作は4週連続で1位を獲得し、先週そして今週と2位をキープ。
「1位→1位→1位→1位→2位→2位」という順位だけ見ると、神推移なのだが、累積売上はまだ33.3万枚を突破したところ。
初動12万枚から累積が3倍以上になっているので、このご時世にしては十分すぎるほどのロング&大ヒットではあるのだが、順位成績と比べると数字は寂しい。
第3位 安全地帯Ⅺ ★STARTS★「またね…」 -安全地帯
何かと話題になっている玉置浩二率いるバンド、安全地帯の11枚目のオリジナルアルバムが初登場で3位にランクイン。
TOP3入りは90年の「安全地帯Ⅶ~夢の都」以来、約20年ぶりの快挙。
TOP10入りでも93年のベスト盤以来となった。
初動売上げは1.5万枚。前作はベスト盤でTOP30圏外。
前オリジナルとなると03年の「安全地帯Ⅹ~雨のち晴れ~」で初動は1.1万枚だった。そこから上昇
今年3月に6年半ぶりのシングルで復活を果たし、先月には復帰2枚目のシングルをリリース。
その流れでオリジナルアルバムまで続いたが、見事数字は6年半前から上昇し、順位もかなり好位置につけた。
リリース形態はDVDの有無で2パターン。
収録曲違いなどはない最も一般的な商法。
商法などで釣らずにこれだけの数字が出るとは驚き。
例の青田典子とのゴタゴタでメディアを騒がせていたが、それはこの数字を見る限り、好転しているように思える。
なお、売上1.5万枚で3位はかなりラッキーだ。
第4位 My Prelude -松田聖子
松田聖子の通算44枚目のオリジナルアルバムが初登場で4位にランクイン。
オリジナルアルバムのTOP10入りは05年以来、約5年ぶり。
なお、今作がユニバーサル移籍第1弾オリジナルアルバムとなる。
初動売上げは1.3万枚。前オリジナル盤「my pure melody」の初動1.1万枚から上昇
ここ数作はだいたい1万弱で初動が安定している。
リリース形態は写真集付きの初回盤とCDのみ通常盤の2種リリース。
往年のアイドルだが、さすがに今第一線のアイドルのような複数商法で勝負はしてきていない。
1万くらいの固定ファンはがっちりついているようなので、当分はこのくらいの成績を残していけると思われる。
それにしても、今週の2位から4位はまるで80年代後半のようである。
~今日のふといいなぁ~
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