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2012年11月28日 (水)

EXILE、BOX商法で前田敦子を打ち破る!

EXILEの前に…

 

本日はミスチルのNEWアルバム『[(an imitation) blood orange]』店着日。

渋谷のレコード店を巡って、ゲットしてきました。

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↑SHIBUYA TSUTAYA入口

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↑SHIBUYA TSUTAYAの1F

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↑タワレコ渋谷入口
 

 

作品の感想は、

「やっぱいいなぁ…あれ田原さんどこいった?」で。

ピアノロックバンドだよねこれは。

 

でも結局聴いているうちに馴染んじゃうんだろうな。

「hypnosis」、「Marshmallow day」、「常套句」の3曲は流石のひと言です。

さて、明日発表の初日売上には注目ですね。

「私服ツイート」でデイリーチャートの模様は流しますので、宜しければ。

 

 

さて、チャートチェックに移ります。

前回記事で6/25付チャートを見終わったので、本日から7/2付チャートに突入です。

まずはいつも通り、シングルチャートから見ていきます。

 

ではでは、さっそく…

7/2付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

 

第1位 ALL NIGHT LONG -EXILE

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EXILEの39枚目のシングルが初登場で1位を獲得。

シングル首位獲得は2作振り、通算12作目。

なお、シングルの首位獲得年数は、2006年から7年連続となる。

 

初動売上げは20.6万枚。前作「あなたへ/Ooo Baby」の初動12.0万枚から大幅上昇。

初動20万枚突破は、『10周年記念ボックス』をリリースし、売上を爆発させた前々作「Rising Sun/いつかきっと…」以来となる。

 

もともと通常のシングルだと10万弱がやっとのセールスパワーであり、異常値をつけるときは何か施策があるとき。

明らかに異常値となっている今回も、前々作同様に「ボックス固め売り商法」をぶち込んでのものとなっている。

(前回の模様はこちら→EXILE、「10周年記念豪華BOX」で売上爆発!

 

リリース形態は一般市場だけ見ると、DVDの有無で2種リリース

ただ、EXILE mobile/EX FAMILY(ファンクラブ)会員限定商品として、14種のジャケット違いパッケージとそれらをまとめたボックスセットが存在。

よって、計17種リリースということになる。

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上の写真の通り、14種類のジャケットが差し込まれた内容の同じCDが1つのボックスに収められ、「ALL NIGHT LONG PERFECT BOX」としてリリースされている。

この初動の跳ね上がり方からして、今回もこのボックス1つの売上でオリコンでは14枚の売上としてカウントされている可能性が高い。

 

同じ手法を使った前々作は「9枚を1つのボックス」だったので、今回はそこから+5枚と鬼レベルは増している。

前回この手法が登場した時にも書いたが、このやり方はホント画期的。

ある意味、現在のオリコンの緩い集計ルールに苦言を呈しているかのよう。もはや発明。

 

さらに、今回はこれだけに止まらず、携帯ストラップというグッズも用意。

全28種からランダム封入となっており、CD1枚に1個入っているのだが、なんとボックスには1個しか入っていない

まぁ、14個欲しいかと言われるとファンでもいらないのかもしれないが、これはなかなか…。

 

サウンドスキャンでは、【CD+DVD】が5.8万枚、【CDのみ】が0.7万枚で合計はたった6.5万枚

オリコンとの乖離はなんと14万枚を超えた。

同じ「ボックス固め売り商法」を用いた前々作のサウンドスキャン成績は9.7万枚で、乖離は10.5万枚だった。

 

明らかに、今回は一般流通以外での売上が増しており、それはボックスとグッズの効果だと思われる。

初動20万を超えた作品で世間が最もスルーした作品と言われても仕方ない結果といえる。

 

上記の通り、今回の売上高騰は商法に起因したもので、人気が上がったわけではないので、次回作通常のリリース形態に戻ったら、数字も元に戻るのは確実である。

 

第2位 君は僕だ -前田敦子

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前田敦子のソロ2枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

これで2作連続のTOP3入り。

EXILEに阻まれ、ソロ2作連続の週間1位獲得はならなかった。

 

初動売上げは13.6万枚。前作「Flower」の初動17.7万枚からやや大きくダウン。

今作はAKB48在籍時のラストシングルであることが決定していた為、ファンが奮起して売上が爆発することも考えられたが、普通にダウン。

 

ソロデビュー作だった前作からちょうど1年ぶりのシングルとなっており、リリース間隔がかなり開いたのもマイナスだったと思われる。

なお、通常ならこれでも余裕で1位を獲れる数字。今回は相手が悪かった。

 

リリース形態は【CD+DVD】が3種と【CDのみ】の劇場盤1種で計4種リリース

4種すべてCDの収録内容が異なる、4種買い促進の複数買い促進商法となっている。

これは前作と変わりなし。

 

ただ、イベント商法は前作と異なっており、今回、一般流通3種には「スペシャルライブ参加応募抽選券」が入っているが、劇場盤にはイベントの参加券が入っていない

前回は一般流通のイベントと劇場盤のイベントがそれぞれ用意されていたが、今回は後者がなく、スペシャルDVDと生写真が抽選で当たるという内容。

イベントの方が確実にファンは複数買いをするので、この違いはかなり大ダメージだったと思われる。

 

サウンドスキャンでは、一般流通の3種が5.0万枚、2.8万枚、2.2万枚でランクインし、計10.0万枚。

AKB勢の作品としては、オリコンとの乖離が小さめ。

 

また、前作のサウンドスキャン計は9.4万枚だったので、こちらは前作から上昇していることに。これはかなり珍しい現象である。

劇場盤にイベント参加券がないため、一般流通のほうに複数買いの対象が移ったと思われる。

つまり、オリコンの初動は大きめのダウンになっているが、ただ今回の施策が弱かっただけで人気自体はそこまで変わっていない可能性がある。

 

11月下旬現在、今作に続くシングルはリリースされておらず、またリリース間隔が開いている。

この期間でファン離れが進まないかが心配なところである。

 

第3位 超HAPPY SONG -Berryz工房×℃-ute

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ハロプロのアイドルグループ、Berryz工房と℃-uteのコラボシングルが初登場で3位にランクイン。

この名義は2作目となり、2作連続のTOP10入り。TOP3入りは初となる。

 

初動売上げは4.9万枚

前作「甘酸っぱい春にサクラサク」の初動2.1万枚から倍以上となる大上昇

不自然なレベルの上昇のときに疑うべきは、商法の変化とアニメドーピングだが、今回は前者で、イベント商法でのテコ入れがあった様子。

 

今回はついにハロプロもAKB勢と同じ、ECサイトを使ったイベント商法に手を出している。

AKB勢で恒例となったECサイト「キャラアニ.com」で今作を購入すると、「個別握手会参加券」が付属される仕様。

ネーミングはAKBをそのままトレースしたかたちだが、AKBと違って握手するメンバーを事前に選ぶことができない

 

よって、握手したいメンバーの握手券を引き当てるために、大量買いしたファンがいると思われる。

これはAKBの商法よりもドギツイ…。

 

リリース形態は【CD+DVD】が2種と【CDのみ】が3種で、計5種リリース

【CDのみ】は3種のうち2種で収録内容が異なっている。

DVDの2種も内容が異なっているので、4種買い促進の複数買い促進商法。 

前作は6種出ていながら、2種買い促進だったので、パッケージ商法も強化されている。

AKB商法の導入は効果抜群だったようで、一気に初動は高騰。

一度、この手法に手を染めてしまったからには、なかなか逃げ出せなくなる可能性が高い。

 

サウンドスキャンでは、5種のうち2種のみランクインし、計0.9万枚

オリコンとの乖離が4万枚にも及び、AKB商法を導入した影響が色濃く出ている。

 

~今日のふといいなぁ~
Marshmallow day (from『[(an imitation) blood orange]』) by Mr.Children

2011年1月 4日 (火)

ミスチル、2年ぶりのアルバムが首位獲得!

東京に戻ってきました。

東京あったけえ。

北海道がマイナスの世界だったからね。

 
明日、仕事始めです。

また時間がなくなる前に淡々とチャートチェックしていきます。

 
前回のチェックで、12/13付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートを見ていきます。
 

この週は日本を代表するモンスターバンドが久々の新作をリリース。

しかし、この新作はリリース条件が少し変わっていて…。

 

ではでは、さっそく…

12/13付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!

 
第1位 SENSE -Mr.Children

SENSE

Mr.Childrenの16枚目のオリジナルアルバムが初登場で1位を獲得!

8作連続、通算13作目の1位獲得となる。
 

約2年ぶりのオリジナルアルバムとなり、ミスチル史上最も前作からのリリース間隔が長い

97年に一度活動休止しているが、その前後のアルバム「BOLERO」と「DISCOVERY」の間は1年11ヵ月であり、今回より若干短かった。
 

初動売上げは50.2万枚!

前作「SUPERMARKET FANTASY」の初動70.8万枚から大幅ダウン

前作の初動からマイナス20万枚以上の大暴落。

ミスチルのオリジナルアルバムが初動60万枚を割るのは94年の「Atomic Heart」以来、約16年ぶり。

 
今回ここまでの大暴落になった理由は明確。

まず、前作から今作までの間にデジタル配信はあったものの、シングルのリリースがまったくなかったという点。

先行シングルなしでオリジナルアルバムがリリースされるのはデビューミニアルバム「EVERYTHING」以来、約18年半ぶり。

ファンにとっては先行シングルがないのは新曲が多いという楽しみなポイントになるが、ライト層にとっては知らない曲ばかりで購入がためらわれるポイントとなる。
 

また、今作はプロモーションが異色

発売2日前までアルバムタイトル、ジャケット、収録曲などの情報がいっさい公式で明かされないという、宣伝してなんぼのこのご時世としては異色すぎる戦略。

さらに、今作のリリースに際してはテレビのインタビューはおろか、音楽雑誌も含めてメディア露出がゼロ

ビックネームがここまで完全に情報を閉ざして作品リリースするのはミスチルならず、全アーティスト・アイドルでも前例がほとんどない。ふつうはメディア側から寄ってくるから。

 
10月中頃、深夜ごろを狙って「今から流れる映像はMr.Childrenの広告です」という何やら意味深で不気味なCMが流れ、そこから「SENSE PROJECT」なるHPへ誘導するシークレットプロモーションはあった。

ただ、これはネット上のコアなファンには反響があったが、ライト層に訴求できるものではなく、セールスを好転させるものではない。

先行シングルがなく、かつ何ていうアルバムなのか、どんな曲が入っているのか、ほぼ世間に広まることなくリリースとなった今作。

デイリー初日は17.9万枚で前作「SUPERMARKET FANTASY」の初日売上26万枚を大きく下回る厳しい出足に。

この初日の時点で着地見込みは50万枚前後となり、前作から-20万レベルの大暴落になることがほぼ確定。

 
続く、2日目も前作のペースを大きく下回る11.0万枚で、初動50万越えに黄色信号、同時に発売2日目でミリオン突破の可能性がほぼ消滅した。

(情報解禁時に「ミリオン確実」なる記事が出回ったが、これが売上ベースの内容だとしたら、ただの誤報だった。)

その後も、やはりライト層に訴求できていないのが分かる推移となり、最終的に50万突破は週間での補正によるギリギリな達成となった。

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リリース形態は魂のCD1種リリース。05年の「I♥U」以来の1種。

前作、前々作はDVD付が存在し、2種リリースだった。

 

ミスチルにしては前例がないほど苦しいスタートにはなったものの、2010年のアルバムの初動50万突破は嵐とこのミスチルだけ。

嵐は乱れ飛ぶメディア露出で、かつ複数商法も使い、いままさに人気絶頂状態でのリリース。

そう考えると、プロモーションもなーんもせずにこの数字はやはり驚異的である。

 

はたして、2011年はパッケージ(特にシングル)のリリースはあるのだろうか。注目である。

 

第2位 LOVE CENTRAL  -DREAMS COME TRUE

LOVE CENTRAL

DREAMS COME TRUEの16枚目のオリジナルアルバムが初登場で2位にランクイン。

初動売上げは9.2万枚

前作「DO YOU DREAMS COME TRUE?」の初動23.1万枚から半減以下になる大幅ダウン

吉田の内縁の夫の訃報効果もあり、いきなり90年代後半レベルの初動40万を叩き出し、破竹の勢いを見せたのが07年の前々作「AND I LOVE YOU」。

その次作となる前作「DO YOU DREAMS COME TRUE?」は初回特典にベスト盤とライヴDVDを付けてリリースという景気のいい商法で勝負。

しかし、リリース日をメジャーデビュー日に合わせて3日間だけの変則集計だったこともあり、豪華仕様と複数商法ながら初動は23.1万枚と前作から暴落。

もし、通常の6日集計でも大幅減は免れなかったと思われ、この時点でかなり勢いは落ちいていた。

 
そこから1年8ヵ月経てリリースされた今作「LOVE CENTRAL」は、他の新譜より1日早いリリース日で7日集計だったにもかかわらず、初動は10万枚を割る大暴落となってしまった。

リリース間隔がかなり開いたのと、シングルでライト層まで引き込むタイプのヒット曲がなかったのが原因と思われるが、ここまでダウンするとは…。

 
リリース形態はパッケージが豪華な初回盤と通常盤で2種リリース

ライヴDVDとベスト盤がバラバラに付属されていた前作が全3種で、かつ複数買い促進商法だったが、今回はDVD付さえもないかなり穏やかな売り方。

ここまで売上が暴落するところを見ると、前作では商法で数字を釣り上げたところがかなり大きかったのかもしれない。


第3位 Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2  -宇多田ヒカル

Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2【DVD特典なし・初回盤】

前週の1位から2ランクダウン。

週間売上げは6.6万枚

前週の初動23.1万枚から大幅ダウン。

 
ベスト盤にもかかわらず、まったく粘る気配を見せず、オリジナルアルバムよりも大きい下落率となってしまっており、厳しい展開。

やはり、前回のオリジナルと収録曲が被り過ぎているのが原因か。

累積はまだ30万枚にも到達せず、29.7万枚

正直、ここまでの苦戦を強いられるとは思わなかった。

 
第4位 いきものばかり~メンバーズBESTセレクション~  -いきものがかり

いきものばかり~メンバーズBESTセレクション~

前週の4位をキープ。

週間売上げは4.6万枚

前週の6.5万枚からダウンしているが、前週に続きかなりの粘り強い推移。

なんと5週目にもかかわらず、もう3週目の福山雅治ベストを逆転してしまった。

大苦戦の宇多田ベストをあざ笑うかのように、着実に売上を伸ばし、累積は86.7万枚を突破。

ここまでしっかりとライト層にまで広がっている作品は2010年はなかなかなかったので、是が非でもミリオンを突破してほしいところだ。
 

~今日のふといいなぁ~
winter fall  by L'Arc~en~Ciel

2010年11月30日 (火)

いきものがかりベスト、2010年アーティストアルバム最高初動!

いきものがかりの前に…

 
Mr.ChildrenのNEWアルバム。

「12/1リリース」という情報以外まったくもって公表されなかった詳細。
 

なんと発売日の2日前、店着日の前日に情報解禁。

このタイミングできたか。

 
10月中頃の深夜に、何やら意味深な不気味なCMが流れる。

「今から流れる映像はMr.Childrenの広告です」「リリースにギタイ」…

ネット上は大反響。

 
それからちょくちょく流れるこの謎だらけのCM。

最近は女性の口元だけ移り、何やら口パク。
 

そして機械みたいな声で「トビウオニギタイ」

こーわい。夜見てトイレに行けなくなりました。

 
ネット上では「SENSE PROJECT」というHPからアルバム情報をたぐり寄せるファンも出現。

そのURLですが、現在はもう情報公開されたのでMr.Chidlrenの文字があります。

ただ、これが昨日までは「SENSE」の文字だけで謎だらけだったのです。

ちなみに、スクリーンセーバをDLできるのでまだチェックしていない方はぜひ。( http://se-n.se/index.html

 

そんな調子で月日は流れ、気付けば発売週。

このまま店着日にみんながその目と耳ですべてを知るような流れにするのかなと思いきや、いきなり情報解禁。
 

嬉しいような、ちょっと残念のような。

でも、新曲の『擬態』をラジオで聴きましたが、作品自体はかなり期待できそう。

何より『365日』がちゃんとした音源で聴けるのが嬉しい。

 
さ、明日は定時に上がって、駅前TSUTAYAさんへ直行だ!

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01. I
02. 擬態
03. HOWL
04. I'm talking about Lovin'
05. 365日
06. ロックンロールは生きている
07. ロザリータ
08. 蒼
09. fanfare
10. ハル
11. Prelude
12. Forever

 

 

さて、チャートチェックに移ります。

前回記事で11/15付シングルチャートを見終わったので、本日はアルバムチャートに突入。

 
ではでは、さっそく…

11/15付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの作品!
 

第1位 いきものばかり~メンバーズBESTセレクション~ -いきものがかり

いきものばかり~メンバーズBESTセレクション~

いきものがかりの初のベストアルバムが初登場で1位を獲得!

これでアルバム3作連続1位。

 
初動売上げは45.7万枚

初のベストということもあって前作「ハジマリノウタ」の初動20.0万枚から倍以上の大上昇

もちろん、自己最高初動

 
また、今年リリースされた全アルバムの中でも、嵐に次いで暫定2番目に高い初動

つまりは今年リリースされたアーティストアルバムの最高初動ということになる。

 
前々作「My song Your song」でいきなり初動20万越え(2週合算)を達成し、前作「ハジマリノウタ」も初動20万越え。

「ハジマリノウタ」に関しては初動比2.8倍となるスーパーロングヒットで、累積56万枚を突破している。

 
その勢いそのままに初のベストも大爆発。

アルバムがロングヒットする傾向にあるいきものがかりだけに、この位置からのスタートでも十分ミリオンの可能性がある。

 
リリース形態は【2CD+DVD+オマケ】の初回盤と【2CD】の通常盤で2種リリース

CDに収録内容の違いはなく、普通は初回盤を買えば事足りる仕様となっている。

 
ベストとはいえ複数買い促進商法に頼らず、ここまでの数字を出せるとなるとこのご時世では最強レベル。

シングルコレクションではなく、メンバー選曲ということでシングルでも収録されていない曲がかなりあったが、特に数字に影響はなかった様子。

 
さて、こうなると先述した通り、注目は累積がどこまで伸びるか。

果たして、ミリオンは?
 

第2位 グレイテスト・ヒッツ  -ボン・ジョヴィ

ザ・グレイテスト・ヒッツ

ボン・ジョヴィのベスト盤が初登場で2位にランクイン。

3作連続で1位獲得中だったが、今回は敵が悪すぎで、4連続1位ならず。

 
初動売上げは5.4万枚

オリジナル盤だった前作「ザ・サークル」の初動6.7万枚からダウン。

邦楽ではアイドルやファン完全固定のベテランアーティストによく見られる「ベストでダウン」現象が発動している。
 

一応、世界的には94年の「クロス・ロード」以来、16年ぶりのベストとのことだが、日本では日本限定のベスト「TOKYO ROAD」が出ている。

また、上記2作以外にも編集盤は出ているし、ほかに数年に1回これらのベストが再発されていたりもした。

 
今回は初のオールタイムベストになっているが、代表曲はやっぱり10年以上前の曲で他のベストに収録されているものが多い。

そういった要因から「ベストでダウン」現象になったのではないかと思われる。

 
リリース形態は2CDと1CDで2種リリース

収録曲の入替え等はなく、2CDを買えば全音源揃う仕様。

 
数字はイマイチ伸び悩んだものの、洋楽でかつこれだけのキャリアでいながら余裕でTOP3に叩き込んでくるのだから大したものである。
 

第3位 STAR  -中島美嘉

STAR

前週の3位をキープ。

週間売上げは3.8万枚

前週の初動9.3万枚から当然ダウンではあるが、まずまず粘っている。

リリース週である前週、敗れた放課後ティータイム(「けいおん!!」)とスピッツを順位では早くも逆転した。

 
累積は13.1万枚を突破。

まだ、前作の初動にも届かない厳しいセールス状況だが、これからまだ年末にかけてじわじわ売れそう。
 

第4位 とげまる -スピッツ

とげまる

前週の2位から2ランクダウン。

週間売上げは2.9万枚。前週の初動9.5万枚から普通な下落。

 
前作「とげまる」と比べてもだいたい同じくらいの下落率。若干今回のほうが粘りがない。

累積は12.4万枚を突破。

しかし、リリース週に下した中島美嘉に順位も売上もあっという間に抜かれてしまった。

相手がアルバム型の中島だけにここから再逆転するのは難しそうだ。
 

第5位 放課後ティータイムⅡ -放課後ティータイム

TVアニメ「けいおん! ! 」劇中歌集 放課後ティータイム II(通常盤)

前週の1位から4ランクダウン。

週間売上げは2.6万枚

前週の初動12.7万枚から大きくダウン。

 
前週はスピッツ、中島美嘉を下して週間1位を獲得したが、2週目は3者の中では一番下に。

まぁ、もともとアニメ関連ということで購入層がかなり限定されているアイテムなので、急落は当たり前といっちゃ当たり前。

 
2週で累積は15.4万枚で、まだ売上ではスピッツと中島に勝っている。

どこまでリードを保てるだろうか。

また、この「けいおん!!」に年末商戦の追い風は吹くのだろうか。

 

 

~今日のふといいなぁ~
時の足跡 by コブクロ

2010年11月10日 (水)

ビートルズの名盤がリマスター復活でランクイン!

ビートルズの前に…

 
 

先週の記事での予告通り、買ってきましたよ。

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Mr.Children「Split The Difference」

映画館での感動がおうちでも堪能でき、さらに未公開シーン(楽曲)まで収録ときたもんだ。

さらにさらに、CDまで付いてくるなんて。やっほーい。
 

で、買ってきて鑑賞。

うん、いい。
 

未発表曲『Forever』のシーンもちゃんと収録されてました。エンドロールでも劇場版と同じようにフルで流れます。

ちょっと切ないけどやさしい曲。
 

あと、劇場で観て印象に残っていたスガさんの『ファスナー』はやっぱりしっくりくる。

スガさんを意識して書かれた曲だから合うのは必然なんだけど、そう簡単に必然が通らないのが音楽。

両者のスキルの高さがあるからこその必然なのかもね。

 
でも実のところ、DVD以上にCDが嬉しかった。

これまでに発表された楽曲たちが現在のミスチルのアレンジで見事生まれ変わっています。

いわばセルフカバーアルバムみたいなもの。

もしかしたら、ただこれまでの音源を並べただけなんじゃ…なんて心配した私が愚かでした。

 
それにしても選曲が渋いっす。

最近ファンになった人はわからない曲があると思う。

 
そんな選曲の中でも『Another Mind』は抜群にいい。全然古くないどころか、進化してる。

さ、12/1のオリジナルアルバムに向けて、聴きこもうじゃないか。

 

それではチャートチェックに移ります。

本日は11/1付アルバムチャートをチェック。
 

ではでは、さっそく…
 

11/1付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位はこの曲!

 
第1位 8UPPERS  -関ジャニ∞

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関ジャニ∞の4枚目のフルアルバムが初登場で1位を獲得!

前作から1年6ヶ月ぶりのアルバムとなる。

なお、8UPPERSの読みは「パッチアッパーズ」。
 

初動売上げは23.1万枚。前作「PUZZLE」の初動21.2万枚から上昇

KAT-TUNやNEWSなど他の若手ジャニーズ勢が軒並み数字を下げる中、上昇してきた。

とりわけシングルがヒットしたわけでも特に話題性があったわけでもない状況での上昇ということで疑うべきはやはり商法。
 

リリース形態は前作から大きく変わり、①【BOX仕様(CD+2DVD)】、②【CD+DVD】、③【2CD】の合計3種リリース

DVDの収録内容は①と②で若干異なっており、③の2枚目のCDはソロ曲を収録したもので①と②にはいっさい音源は入っていない。

よって、映像と音源を購入でコンプするためには絶対に3枚買わなくてはならない強烈な複数買い促進商法

 
前作は①がない状態で2種リリースだった。

シングルならまだしも、アルバムでここまで商法を強(狂)化してくるとは。

なので、今回の上昇は人気が上がったわけでは決してなく、ただ固定ファン1人あたりが多く買っただけというオチになる。

 
逆に、この商法で2万枚しか伸びていないので、実質のところセールスパワーはダウンしている可能性すらある。

まぁ、今回は価格が①\6,800②\4,800③\3,500とかなり高く設定されているので、パッケージ数と同じく売上げも1.5倍に!とまではいかなかった様子。

 
第2位 Request -JUJU

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2週連続2位!

これで4週連続TOP3入り

 
週間売上げは3.9万枚

前週の7.4万枚から、さすがに大きくダウンはしたものの、それでも4週目でまだ4万近い売上げというのは昨今の水準からすると驚異的。

 
累積は発売1ヵ月で35万枚を突破。

もう初動比3倍以上になっており、ロングヒット街道を付き進んでいる。

 
第3位 ザ・ビートルズ 1967年~1970年  -ザ・ビートルズ

1967~1970【期間限定価格】

第4位 ザ・ビートルズ 1962年~1966年 -ザ・ビートルズ

1962~1966【期間限定価格】 

ザ・ビートルズの93年にCD化されたベスト盤、通称「青盤」と「赤盤」の最新デジタルリマスター盤が初登場で3位、4位にそれぞれ初登場。

今回は93年発表のCDとは別集計になっているので、「初登場」とする。
 

初動売上げは3.10万枚3.08万枚

前作は1年弱前の「ザ・ビートルズ BOX」で初動3.5万枚だった。

このBOXセットが初のリマスターということで、話題を呼び、【16CD+DVD】で35,800円という価格にも関わらず、3.5万枚という数字を叩き出していた。

 
そこからたった1年ちょっとで、またもやリマスター盤。

それでも、もともと「青盤」、「赤盤」の人気・知名度が高いからか、今回はじめてリマスターされた楽曲はないにもかかわらず、かなり高い数字となった。

 
リリース形態はともにCD1種リリース

当然複数買わせる売り方ではない。

新曲があるわけでもなく、新たにリマスターされた曲があるわけでもないのに、軽々3万枚を超えてくるのだから、やはりこの人たちの人気には凄まじいものがある

 
デイリーでは月曜日発売ということもあって、月曜付でデイリー1位2位を独占し、ニュースになっていた。

その煽りも売上に影響した可能性は高い。

なお、洋楽アーティストによる2作同時TOP5入りは、2003年のt.A.T.u以来の記録となる。

t.A.T.u…。
 

以下、ピックアップ。

第9位 orcd  -ORANGE RANGE

orcd(通常盤)

ORANGE RANGEの7枚目のオリジナルアルバムが初登場で9位にランクイン。

今作が自主レーベル「SUPER ECHO LABEL」に移籍しての第1弾アルバムとなる。
 

初動売上げは1.0万枚

崩壊

5~6年前に誰がここまでの人気急降下を予測しただろうか。

 
前作「ALL the SINGLES」の初動1.5万枚から大幅ダウン

前作はソニー(メジャーレーベル)を離れる際の、レコード会社の最後の大売り出しベストで、前オリジナル「world world world」の初動3.0万枚から半減していた。

今回はその絶不調のベストからさらにダウン。

もう救いようがないところまで来てしまった感がある。
 

ソニーの契約が終わり、インディーズになったことでプロモーションが不利になったのは確実だが、5~6年前に250万枚を売上げ頂点に君臨したグループがここまで低迷するのはある意味凄い。

この業界の厳しさを感じずにはいられない。

 
リリース形態はDVDの有無で2種リリース。複数買いを助長する内容ではない。

まぁ、ここまで固定ファンが減ってしまっては複数買いをさせたところで、復活は不可能。

さて、ここからどうするのだろう。
 

 
~今日のふといいなぁ~
STAY GOLD  by Hi-STANDARD

2009年12月31日 (木)

09年最後の記事は最高の思い出を綴ります。

ついに大晦日。

09年最後の記事。

何を書こうか迷いましたが、これは今年中に書かなきゃというものが1つありました。

 

 
私…

 
この世に生を受けて23年とちょっと…

 
人生初めて…

 
念願のミスチルライブに参戦してきたのです!!

ヤタァ━━━v(*TωT*)v━━━ッ

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会場に入り、席を探す。

一塁側1階3列!なかなか前のほうだぞ。

 
そして、18:00。いよいよ開演。

ライトが消え、場内に心臓の音が流れると、会場は一気にざわざわ。

 
鍵盤の音と同時に、センターステージの桜井さんがライトアップされると会場は大歓声に!

Cocolog_oekaki_2009_12_30_17_44相変らずドイヒーな絵

 
そんな大歓声の中、言葉を紡ぐようにゆっくりと歌い出す。

♪言葉はなかった~

01. 声(1番のみ)
 

なんと1曲目は『声』!

大歓声をつんざくようなサビの「イエーーーーエッ!」で、ライブスタートの狼煙を高らかに打ち上げました。

もう一気にミスチルワールドへと引き込まれます。

1番まで歌うとメインステージへとダッシュで戻る桜井さん。ここでメンバーが全員ライトアップ。

 
02. ラヴ コネクション
03. Dance Dance Dance
04. Worlds end

なんと2曲連続で15年前のアルバム「Atomic Heart」からの選曲。さらには「I♥U」から1曲。

 
11月の深夜に放送された「5代ドームツアー直前特番」で桜井さんが、

『あんまりSUPERMARKET FANTASYツアーっぽくない!』
『ある意味アルバムツアーではないと思って来てくださると助かる!』

と仰っていた理由がすぐに判明。

 
4曲終わって、この日最初のMC。

「どぅぉーも、あ・り・が・と・う!ミスターチルドレンです!」

甲高い声でお決まりの挨拶。

「最高の夜にしたいと思います!」

(会場盛り上がり)

「今年も1週間を切りました」

(会場シーン)

「あれ間違ったこと言っていないよね!?」

 
「今年一年、悲しいことや辛いことがあった人もそういったものはぜーんぶここで吐き出して、四万七千人のエネルギーを吸収していってください!一緒に最高の夜にしましょう! 」

MCが終わると、あのイントロが。
 

05. HANABI

やっと「SUPERMARKET FANTASY」の曲が登場。

前のツアーでもそうでしたが、この曲のときのブルーのライトアップがとても綺麗で好き。

「もう一回もういっかーい!」に合わせてみんな人差し指を立てて腕を前後させていたのが印象的でした。
 

06. ロードムービー
07. 風と星とメビウスの輪

なんとここで懐かしのアルバム曲が!01年「Q」からの選曲。

イントロ聴いた瞬間、キター状態。思わずジーンときちゃいました。

いまのミスチルに結構はまっていて、かなり良かった。改めて好きになりました。

 
『風と~』は個人的に最後の方で演奏される曲という印象が強かったので、序盤での登場は意外でびっくり。

中盤に一気に盛り上がりを見せるところで、桜井さんが声を張り上げた瞬間、さぶいぼ全開。

そして、ここからダークモードへ。


08. ALIVE
09. LOVEはじめました
10. Monster
11. ニシエヒガシエ

ミスチルのライブ恒例(?)の「中盤の闇」パターン。

この前のツアーではありませんでしたが、これがあるとライブにメリハリがつきますね。

 
個人的には『ALIVE』が懐かしくもあり、数年前に初めて聴いたときとは受ける印象も違って感動でした。

毎日聴きたい曲といった感じじゃないけど、やはり名曲だと思います。

 
12. CANDY

ここで「闇からの解放」。

再び、「I♥U」からの選曲。泣きバラードです。

 
この曲が終わると会場がシーンと静寂に包まれました。

みんな聴き惚れてしまったのでしょうか。私もこれは初めての経験でした。

 
すると思わず桜井さんが、

「どうした!?」

(会場歓声&笑い)

「四万七千人の静寂ってなかなかないよ!でも気持ち良かった…ありがとう!」

 
この後、メンバーはセンターステージへ移動。

なお、ここから桜井さんはどピンクのジャケットに衣装チェンジ。
 

この日はセンターステージの周りに男性が多かったようで…

「男多くない!?ドキドキしちゃう。」

 
このあと、準備の時間を使ってメンバー紹介。

JENは桜井さんの「ドキドキしちゃう」が気にいったようで、俺もやりたいオーラ全開でスタンバイ。

桜井さんに「やりたいんでしょ?w」と見抜かれ、念願のJEN版「ドキドキしちゃう」が。会場は笑いに包まれました。
 

男どもの歓声が収まりかけたところで、改めてMCへ。

「今回のツアーはド派手に花火を打ち上げたり…やりたい放題やらせてもらっています。」

「でも、これからはもう少~しシンプルにみんなのより近くで歌いたいと思います!」

「えーと、ここは後楽園だから、なんとかレンジャーみたいな戦隊モノのショーみたいな感じで、演奏したいと思います。」
 

MCは続き、

「6月7日に小林さんが50歳になりました。」

(会場歓声)

「そのバースデーパーティーで演奏した曲をバースデーパーティーバージョンでやりたいと思います。」

次に桜井さんが「10年先も20年先も…」と言った瞬間、次の曲を悟ったファンが「おぉー!」と歓喜。

私もその中のひとり。
 

13. Simple
14. Drawing
15. 彩り

『Simple』は大好きな曲なんですが、まさか生で聴けるとは思っていなかったので、もう嬉しくて嬉しくてたまらなかったです。

1番のサビ最後の「探していたものは こんなシンプルなものだったんだ」はみんなで大合唱。

この日一番聴けて嬉しかった曲は?と聞かれたら、私はこの曲かな。

  
『彩り』では桜井さんの「みんな歌える?」の一声で、1番は観客の大合唱になり、桜井さんはハモリの音階で歌っていました。

春から社会人として暮らし始めた私は、この曲の歌詞の意味がやっとわかりはじめて。

自分のやっていることがきっと誰かのためになっているんだと思えれば、たとえ自分の望んだ仕事じゃなくても頑張る。

この社会人1年目のこの年に、年の終わりに、この曲が聴けて本当に良かったと思いま す。
 

『彩り』が終わった瞬間、メンバーはメインステージへ移動。

桜井さんが一番最後までセンターに残り、戻っていく途中で次の曲のイントロが。

「この曲知ってる!?もう知ってるよね!?新しいのをやるよ!」

そして甲高い声で「ファンファーレ!ファンファーレ!」と大絶叫!

 
16. fanfare
17. 箒星
18. 名もなき詩
19. エソラ

ここからはセンターステージでの和やかムードから一転!

一気に会場のテンションがピークに。

『fanfare』はまだCDでリリースされていないにもかかわらず大盛り上がりで、1曲新戦力が加わったなといった感じ。

『箒星』はサビ前の「オォオー!」と最後「エーェ!」の連発が楽しかった。改めてライブ栄えする曲だなぁ。
 

『名もなき詩』はある意味、いつも通り。間違い1曲です。

この曲を演奏中、スクリーンにはミスチルメンバー4人+小林&ナオトの演奏姿がざっと横に並びました。

Photo_4

チャットモンチーのときにも感じたけど、私、これ好きです

メンバーの一体感を感じるからかな。

 
そして、DVDでも感じましたが『エソラ』の盛り上がりは異常。

「Oh Rock me baby tonight」の部分は私も大声を張り上げましたよ。隣の人ごめんなさい。

歓声が止まない中、ここでまたオープニングと同じ「ピン」という鍵盤の音が。
 

20. 声

1曲目のときは1番だけでしたが、今度はフルで。

アルバムで初めて聴いたときはこれほどライブの鍵となる曲になろうとは思いませんでした。

最初はセンターにスタンバイし、開演とまったくほぼ同じ立ち位置、伴奏でスタート。

1番を歌い終えるとメインへ一旦戻り、最後の「イエーェ!」の連発ではセンターへ戻ってきて、桜井さんが観客を煽る煽る。

両手を上に上げたり、拳を突き上げたり。

「もっと声出るだろう!?」と挑発するようなアクションで動き回っていました。これで盛り上がらないわけがないです。

そして…

 
21. 終わりなき旅

ラストは言わずと知れた名曲で。

もうこの曲に関しては何も言うことはないですね。

 
「どうもありがとう!ミスターチルドレンでした!」

本編終了。

 
メンバーがステージから去って、少しするとスクリーンに心臓みたいな映像。

そのあと、「世界がもし100人の村だったら」みたいな統計資料みたいなものがパンパンと入れ替わって映し出されました。

「世界の人口は○人、そのうち日本人は○人」だったり、

「世界で餓死する人は1日○人」だったり、

「赤血球は毎秒○個作られる」だったり、

 
そして、

「世界の愛の数」(だったかな)が数字で出ず、

「世界で愛し合う人の数」も数字で出ず、

 
最後に、

「1年間で愛し合える日数」

「365日」

 
22. 365日

すでにCMでオンエアされている新曲ですね。

はじめてフルで聴きました。
 

優しい。

なんて優しい曲なんだ。

歌詞も、演奏も、歌い方も優しさで溢れた曲でした。

だけど、優しいだけでなく、所々強さも感じさせる歌詞はさすが。

これはリリースが楽しみ。

 
23. and I love you
24. GIFT

さて、一気にクライマックスへ。

『and I love you』は思わず聴き惚れ、最後の『GIFT』は大合唱しました。

特に、変わったアレンジなどはなかったですが、とても綺麗な終わり方だと思います。

 
全体を通して感じたのは、昔のライブに比べてオーディエンスと一体化しようとする場面が多いなというところ。

まぁ、実際に参戦したのは今回が初なので、DVD等で比較しての感想ですが。

ミスチルのライブへのスタンスや思いが変わっていったというのがわかります。

 
 
さて、はじめて生のミスチルを体験しましたが、夢のような時間でした。

セットリストには最近演奏されていなかったマニアックな曲も多く、ファン歴の浅い方は戸惑われたかもしれませんが。

長くファンやってる私にとっては、『ロードムービー』も『ALIVE』も『Simple』も、まさか聴けると思っていなかった分、嬉しさ倍増でした。

『fanfare』、『365日』と新曲2曲も最高だったので、早くCD化してほしいなぁ。

 
さて、思いが溢れてしまって超長文になってしまいましたが、これにてライブレポを終了します。

そして、09年も終了です。

 
来年はもっといっぱいミスチルのアイテムが出るといいなぁ~。

と願いつつ、「ガキつか」見て年を越します。

 
それでは、来年も当ブログをどうか宜しくお願いします。

 
~SetList~

  1. 声(1番サビ)
  2. ラブコネクション
  3. Dance Dance Dance
  4. Worlds end
  5. HANABI
  6. ロードムービー
  7. 風と星とメビウスの輪
  8. ALIVE
  9. LOVEはじめました
  10. Monster
  11. ニシエヒガシエ
  12. CANDY
  13. Simple
  14. Drawing
  15. 彩り
  16. fanfare
  17. 箒星
  18. 名もなき詩
  19. エソラ
  20. 終わりなき旅
    ~encore~
  21. 365日
  22. and I love you
  23. GIFT

 
~今日のふといいなぁ~
Simple  by Mr.Children

2009年2月 1日 (日)

JAMトリビュート盤リリース決定!

JUDY AND MARYのトリビュートアルバムが出るそうです。

もろジュディマリ世代なんですごく嬉しい。

それにしても、参加アーティストがかなり豪華だなぁ

それだけ、JAMが多くのアーティストに影響を与えていたってことですよね。

まだ曲順は決まっていないみたいだけど、参加アーティストとカバー楽曲は次のとおり(50音順)。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

いきものがかり『クラシック』
大塚愛『LOVER SOUL』
奥田民生『散歩道』
木村カエラ『Happy?』
シギ『KYOTO』
SCANDAL『DAYDREAM』
school food punishment『Brand New Wave Upper Ground』
スネオヘアー『小さな頃から』
中川翔子『そばかす』
PUFFY『motto』
HALCALI『ラッキープール』
半沢武志 (FreeTEMPO)『RADIO』
真心ブラザーズ『ドキドキ』
ミドリ『ミュージックファイター』
mihimaru GT『Over Drive』

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

今人気絶頂のいきものがかりをはじめとして、ユニコーンを再開した奥田民生。

さらにカエラ、大塚愛、ミヒマル、しょこたん、そしてミドリ!デストローイ!

個人的にはスネオヘアーが気になります。民生もそうだけど、ジュディマリの曲を男性ヴォーカリストが歌うとどうなるんだろう?楽しみ。

あと、以前に聴いた奥田民生トリビュートでのHALCALIのアレンジがちょっと苦手だったんだよなぁ やっぱラップみたいなのになっちゃうのかな。今回こそ期待。

いきものがかりとかカエラあたりはそつなくまとめてきそう。逆に、ミドリに関してはどうなるのか見当つかん。

しょこたんはちゃんとアニソンを担当。PUFFYは…なんとなくアレンジの雰囲気が浮かぶ…。

そして、旦那さんがちゃんと参加しているのがなんとも微笑ましい
 

トリビュート盤って買ったことないけど、この布陣なら買っても損はなさそう。

3月は好きなアーティストのアルバムが大量にリリースされるから、サイフと相談しながらって感じかな。

さて、チャートチェックに移ります。

本日は9/22付チャートに突入です。まずはいつもどおりシングルチャートから見ていきます。

ではでは、さっそく…

9/22付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 HANABI /Mr.Children

前週の1位をキープで、2週連続1位

最近はシングルの2週連続1位もかなり珍しいものになった。

なんと08年は、

SMAP『弾丸ファイター』(2週目は合算週)、GReeeeNの『キセキ』、そしてこのミスチル『HANABI』の3作しか2週連続1位獲得シングルが出なかった

初動は良くても2週目にセールスを上げらない(2週目で急落する)作品が多いのも最近のチャートの傾向だろう。

 
週間売上げは8.4万枚。前週の初動26.0万枚から3分の1程度。

ジャニアイドルが平気で8分の1とか10分の1とかになる現状を考えると、脅威のキープ。

ミスチルとしても前作『GIFT』は2週目で初動の4分の1以下になっていたので、今作はかなり粘っているほう。ドラマタイアップが効いているようだ。

もともとこの週の1位獲得筆頭はGLAYのはずだった。しかし、そのGLAYが前作の推移を大きく下回る不調状態。

週末も指数が低迷するGLAYと対照的に、ミスチルは週末に指数を大きく回復させ、一気に形勢を逆転した。

この2週目の指数推移をグラフにすると、以下のようになる。(火曜付の指数は非公開のため、予想値)

Hanabi2

見てすぐわかるが、土曜付での指数回復が凄まじい。

金曜付までの推移ではGLAYとはかなり緊迫した首位争いになることが予想されたのだが、土曜付のまさかの1万越えで、勝負を決めた。

 
一度きりの歌番組出演と違い、毎週決まった曜日に効果を発揮してくれるドラマタイアップは強い。

特にライト層に訴求しやすいミスチルとの相性は抜群のようだ。

第2位 紅と黒のMATADORA/I LOVE YOUをさがしてる /GLAY

GLAYの39枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

初動売上げは6.8万枚。前作『VERB』の初動9.8万枚から大きくダウン

前作はついにジャニーズ商法に手を出し、限定盤と通常盤で収録曲が違う形態をとっていたが、今回それはなし。

ついでにここ数作続いていたDVD付パッケージも今回はなしで、複数枚購入促進商法をこのタイミングで解除してきた。

それがもろに響いての初動ダウンだと思われる。

両A面楽曲それぞれに、映画タイアップとドラマタイアップがついているダブルタイアップ形式なのだが、複購促商法を解除した分を埋めることはできず。

 
今作は初日から前作を大きく下回るスタートを切った。

デイリー2日目で早くも1万台ギリギリまでダウンし、3日目では4000を下回り、ミスチルにデイリー1位の座を奪われた。

デイリー4日目(金曜付)終了時にはついに週間1位獲得に黄色信号が点滅。(参考:思わぬところで首位争い…GLAY vs ミスチル

ミスチルが週末に指数を回復させてきたら危ないという状況だったのだが、前述したようにミスチルの土曜付での指数回復は圧倒的なもので、GLAYの週間1位は消えた。(参考:GLAYピンチ…ミスチルが爆上げ!

 
今作の初動6.8万枚は、07年4月リリースの『鼓動』の初動6.7万枚に次ぐ不調。

このあたりが最低ラインなのか、それともまだ下降線をたどってしまうのか。

GLAYは3月にNEWシングルのリリースが決定しているので、その結果には注目である。

何とかここらで下げ止めておきたいところだ。

第3位 恋いしくて  /UVERworld

UVERworldの11枚目のシングルが初登場で3位にランクイン。

初動売上げは5.2万枚。前作『激動/Just break the limit!』の初動6.4万枚からダウン

ただし、前作はアニメ『D.Gray-man』タイアップだった。過去の事例からしてもかなり効果のあるタイアップである。

それと対照的に、今作はこのご時世珍しいノンタイアップ

それでこの初動はかなり優秀な成績だ。

前々作『浮世CROSSING』(07年11月)がドラマタイアップで初動4.8万枚であり、同時にこれが当時の彼らの最高初動であった。

今回はそれよりも上。この1年にも満たない短期間でかなりの固定ファンが付いたと見ていいだろう。

『浮世CROSSING』の1つ前のシングル『シャカビーチ』がノンタイアップで初動3.4万枚だったことからも、着実にファンの数は増えているとわかる。

なかなか固定ファンがつかないソニーの若手の中では、頭ひとつ飛び抜けた存在になっている。

そして、UVERworldは今作の2ヶ月後にリリースされるシングルでついに覚醒することになる。

その模様はまた後日。

~今日のふといいなぁ~
migration 10^64  by ACIDMAN
モノクローム・ヴィーナス  by Acid Black Cherry

2009年1月23日 (金)

ミスチル"もう一回"初動20万台へ!

本日は9/15付チャートに突入していきます。まずはシングルチャートから。

では、さっそく…

9/15付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 HANABI  /Mr.Children

ミスチルの33枚目のシングルが初登場で1位を獲得!おめでと~(*゚▽゚*)ノ

初動売上げは26.0万枚!前作『GIFT』の初動19.4万枚から上昇

前作は約14年前ぶりに新曲で初動20万割れということで近年類を見ない絶不調だった。(参考:プレイバック!「ミスチルvsアラジン」!

しかし、今作は06年『しるし』以来のドラマタイアップということで、見事復調してきた。

初動が25万枚を超えるのは『フェイク』以来、3作ぶり。

タイアップ先のドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」は最高視聴率21.2%、平均視聴率15.9%となかなか好調。

これならドラマ効果があったと捉えて何の疑いもないだろう。

ただ、これでも「ミスチルのドラマタイアップ」としては低めの数字。

ドラマタイアップとしては、06年の『しるし』が初動35.0万枚、04年の『Sign』が初動37.0万枚と30万台半ばを連続で出していた。

そこから見ると、初動26万枚は若干不調にまで見えてくる。

しかし、今作も相変わらず魂のCD1種リリース

現在、CD1種リリースで初動25万オーバーできるのはミスチルだけだと思われる。

実際、08年にCD1種リリースで初動25万オーバーを果たしたのはこの『HANABI』だけだった。

現在のCDを取り巻く環境を考慮すれば十分凄い数字なのは確かだ。

今作は初日から前作『GIFT』を大きく上回る指数でスタート。初日で週間1位を確定させた。

その後も順調にセールスを伸ばし、週末を迎える。

週末は土曜付で大き目の指数回復を見せたが、日曜付は前日からダウンし、金曜付より低い指数をつけることになった。

Hanabi_suii_2

前作『GIFT』のときは補正値が1.72程度しかなく、少々気になっていたのだが、今作では1.76にまで上昇。一般のアーティストのラインまで回復した。

 
好調な滑り出しを見せた今作だが、この勢いは翌週にも引き継がれ、リリース2週目でも1位争いに参戦する。

その模様はまた後日。
 

第2位 雨傘/あきれるくらい僕らは願おう  /TOKIO

TOKIOの39枚目のシングルが初登場で2位にランクイン。

初動売上げは4.6万枚。前作『青春 SEISYuN』の初動4.6万枚から変わらず。

『雨傘』は椎名林檎が作詞作曲を手がけたことで話題となった。

今作もこれまでどおり全3種リリースで、通常盤のみに収録される楽曲あり。複数枚購入促進商法

しかも、その通常盤のみ収録されるカップリングにも椎名林檎の手掛けた楽曲がある。

あの椎名林檎からの提供曲を複数枚購入促進商法に使うとは…。

 
さて、『宙船』のヒットから始まった「大御所に曲を書いてもらおう」企画だが、やはり『宙船』が別格だったみたいで、それ以降はなかなか代表曲になるようなセールスを上げられていないのが実情。

今作もリリース週の後半から既に指数が低迷。ロングヒットの可能性がほぼゼロとなり、またしても代表曲と呼ばれるようなチャートアクションにはならなかった。

 
ちなみに、TOKIOは今作からジャニーズの自社レーベルである「ジェイストーム」に移籍。

これでSMAP、V6、タキツバ、関ジャニ∞以外のグループは皆、自社レーベルに所属することとなった。

第3位 偶然の確立  /GIRL NEXT DOOR

エイベックスの強烈プッシュ新人、GIRL NEXT DOORのデビュー曲が初登場で3位にランクイン。

初動売上げは3.0万枚

「avex20周年にふさわしい大型新人」的な触れ込みで、大々的にデビュー。

「Produced by avex trax」となっていることからも、力の入れようは半端ないようだ。

メンバーはヴォーカル千紗、キーボード鈴木大輔、ギター井上裕治の3人。

鈴木大輔は、現在おバカタレントとして活躍中のmisonoが所属していたday after tomorrowのキーボードでもあった。

過去にそのday after tomorrowがこういった強烈プッシュデビューをしたが、そのときは初登場10位と半コケ状態だった。(ただし、ミニアルバムデビュー)

それに比べると、今回のGIRL NEXT DOORはTOP3入りを達成している分、インパクトはあったか。

 
テレビで見る感じだと、ヴォーカルの女の子の同性ウケは微妙な感じか。

ネット上の声では、「HEY×3」での「私特別なんですぅ~。」みたいなトークが鼻に付いた人が多いようで。(トークテーマがそういうものだったようなので仕方がないのかもしれないが…)

ただ、楽曲はさすが鈴木大輔。

打ち込み全開で90年代的なので少々古臭い感じもするが、それもこのグループの狙いのようなので、楽曲は申し分のないものだと思う。

問題は声にそんな特徴がなく、なかなか歌番組で音程が合わないヴォーカルか…。

まぁ、そのうち聴く側も慣れていくのだろうけど。

というか、何で最近のエイベックスの女性ヴォーカルはみんな関西人なんだろ。

~今日のふといいなぁ~
Why?  by YUI
モノローグ  by TRIPLANE

2008年12月21日 (日)

プレイバック!「ミスチルvsアラジン」!

本日はいきなりチャートチェックからはじめます。

ここ最近は、デイリーチャートを追い過ぎたため完全に放置状態だったチャートチェック。

これからはリリースが少なくなるので、こちらに注力していこうと思います

 
本日はあの「ミスチル vs アラジン」が見られた8/11付シングルチャートをチェック。

デイリーベースで追っていった週なので、過去の記事を参照しまくりになります。いわば、プレイバックのような。

では、さっそく…

8/11付オリコンウィークリーシングルチャート、第1位はこの曲!

第1位 GIFT  /Mr.Children

Mr.Childrenの32枚目のシングルが初登場で1位を獲得!おめでと~ヽ(´▽`)/

しかし、初動売上げは19.4万枚

前作『旅立ちの唄』の初動23.8万枚からダウン

ついに初動が20万枚を割ってしまったということで話題になった。

ミスチルがシングルで初動20万枚を割ったのは、99年の『I'LL BE』以来約9年3ヶ月ぶりのこと。

ただその『I'LL BE』は正式にはアルバムからのリカットシングル。よって、純粋な新曲ではなかった。

純粋な新曲での初動20万割れは94年の『innocent world』まで遡ることになり、約14年2ヶ月ぶりの事態となる。

逆に言うと、この14年以上もの間、常に新作で初動20万以上を出していたことにもなるが。

何はともあれ、ミスチルにとってはここ数年で最低クラスの数字である。

 
さらに、実はミスチルはこの週間1位さえ危ぶまれた瞬間があった。(赤グラフ:ミスチル、黄グラフ:アラジン)

Photo

それがデイリー2日目から3日目にかけてである。(参考:ミスチル週間2位へ、アラジン爆走!

デイリー初日から絶不調だったミスチルに対して、なんとアラジンが2日目で指数を上げてきたのだ。(グラフ□①

さらに、デイリー3日目ではアラジンがミスチルを逆転!(グラフ□②

ミスチルがリリース週にデイリー1位から陥落することは非常に稀なことであり、アラジンにとっては大金星であった。(参考:アラジン大金星!ミスチルから1位奪取!だが…

そんなミスチル不利の展開の中、迎えたデイリー4日目。

アラジンの指数に異変が起こり、事態は大逆転へと向かう。(参考:戦況一転。一気にミスチル有利に…

ミスチルが『旅立ちの唄』のときには見られなかった粘りを見せ、同時にアラジンの指数が下げ止まらなくなったのだ。(グラフ□③

アラジンの指数は、指数回復が期待できるはずの週末でも金曜付の指数を超えることができないほどに低迷。

アラジンの指数予測は羞恥心のシングル『羞恥心』、『泣かないで』のデータをもとに行ってきたのだが、そのどちらのシングルでも見られなかった推移となった。

一方で、ミスチルは週末にいつもどおり指数を回復。一気にアラジンを引き離し、決着をつけた。

週間の結果だけみれば、ミスチルがかなりの差をつけて1位を獲得したように見えるが、裏ではこんな激戦が繰り広げられていたのだ。

 
ミスチルは今作もCD1種リリース

最近はこの売り方で勝負するアーティストをほとんど見かけなくなった。希少種。

タイアップはNHK北京オリンピック放送テーマソング。結果的にこの縁がきっかけで、紅白歌合戦に初出場することになった。

しかし、NHKでのオンエア、メディア露出はかなりあったのだが、売上げのほうは最後の最後まで伸び悩むことに。

違法ダウンロードが蔓延するこのご時世、いくら楽曲に力があっても正式な売り方ではもう売上げは伸びないということを証明されたような結果となった。

《年間順位15位:累積33.5万枚》

第2位 陽は、まだ昇る  /アラジン

「クイズ!ヘキサゴンⅡ」から生まれた新ユニットが初登場で2位にランクイン。

メンバーはつるの剛、上地雄輔、野久保直樹、里田まい、スザンヌ、木下優樹菜の計6人。

端的に言えば、羞恥心+Paboということになろうか。

初動売上げは15.2万枚!

今作がデビューシングルなので、当然前作はなし。参考程度に羞恥心と比較する。

羞恥心はこの「アラジン」の直前のシングル『泣かないで』で初動21.2万枚を叩き出しており、今作はそこから大きく数字を落とした。

ただ、羞恥心のデビューシングル『羞恥心』の初動14.1万枚よりは高い。とりあえず、人気絶頂期は過ぎたかなといった数字。

  
先述したように、今作はデイリー2日目から3日目にかけてはミスチルをかなり追い込んでいった。

しかし、金曜付から週末にかけてこれまでに見られなかった大きな失速をしてしまい、残念ながら1位獲得はならなかった。

上のグラフを見てもわかるように売上げがフラゲ日、発売日にかなり固まっている。

こうなったのは初回盤のみに全18種類のうち1枚ランダム封入されたトレカの影響が大きいと思われる。

早いもん勝ちの特典を求めてファンが我先にと買い占めたために、売上げがはじめに固まったということだ。

ただ、今回はその度合いがこれまでに比べても激しかったため、その反動で週末にはほとんど指数を回復させることができなかったようだ。

収録曲等に違いはないものの、トレカはランダムで1枚だけ封入されていることを考えると、複数枚購入したファンもいるだろう。

ただ、それでも初動15.2万枚はかなり高い数字だし、何よりデイリー3日目にミスチルから1位を奪取したのは偉業だ。

《年間20位:累積26.7万枚》

第3位 崖の上のポニョ  /藤岡藤巻と大橋のぞみ

前週の3位をキープ!

さらに週間売上げは4.1万枚で、発売以来最高の売上げとなった。

前週に映画が公開されて一気に加速し、その勢いはこの週も止まらなかった。

ここ最近は2週連続でTOP3入りする作品がなかなか出てこない。

CDTVでも一番右の女のキャラが「先週のTOP3は全て圏外よぉー!」と発言することが多い。

そんな中で、堂々の2週連続TOP3入り。見事である。

 
ここ最近は年末の音楽特番によく出演しているが、藤岡さんの姿がない。

先月11月のニュース記事によると、体調不良により年内の活動を休止するとのこと。

年内ということは紅白歌合戦も欠場かな

藤岡さんは演奏担当みたいなので、歌自体にそこまで支障が出るわけではないけど、

Cocolog_oekaki_2008_12_22_00_29_2

この立ち位置がすごく切ない。

藤岡さん、お大事に。早く戻ってきて、あの空間を埋めてあげてください

~今日のふといいなぁ~
口がすべって  by Mr.Children
借金大王  by ウルフルズ

2008年12月16日 (火)

今年のオリアル最高初動! ミスチル初動70万突破!

本日今朝、12/22付オリコンチャートが発表された。

ミスチルの初動売上げは…

と早々と発表する前に…

まだ当ブログでは昨日発表されたデイリー集計最終日となる日曜付デイリーチャートの結果をまとめていない。

まず、そのデイリー最終日の模様をお伝えしてから、本日発表されたオリコンの公式発表についてまとめていくことにする。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

デイリー最終日、ミスチルが最後の最後に底力を見せた。

前日に引き続き、Mr.Children「SUPERMARKET FANTASY」が1位の座をキープ。

先週初動90万突破を果たしたEXILEのバラッドベストを寄せ付けず、集計期間中、首位を守り続けた。

そして、驚くべきはその指数。

最終日の指数は前日からさらに上昇して…44823!!

なんと前回記事のデイリー5日目終了時の予測値39136を5500以上も上回ってきた。圧巻。

そもそも一昨日発表されたデイリー5日目の指数も予測を大きく上回ったものだったのだ。

まさかそこからさらに上昇してくるとは。驚異的としか言いようがない。

さて、この予想を遥かに凌ぐ週末の加速で推定最終到達地点はどこまで上方修正されたのか。

グラフとExcel画面の両方で、当ブログの初動売上げ最終予測をアップしておく。

Sflast_2

Sflastexcel

まず、指数合計は426542

普通のアーティストでは「売上げ枚数」でもなかなかこの数字は出せない。なお、当然これはオリコンの公式の数字である。

次にこの指数を売上げに換算する。ここからは「予測」ということになる。

まず、補正具合が一般的なアーティストの平均値1.65でかかった場合だが、それが上ので囲った数値で初動70.4万枚

次に、補正具合が「HOME」と同じようにやや高めにかかった場合。

それが下ので囲った数値で、初動72.1万枚となる。

なんと、最終日の猛チャージにより補正値がどちらで出ても、初動70万突破を達成できるという結果が導かれた。

ちなみに、初動70万突破ラインは補正値が1.641より高く出た場合。

通常の補正値が1.65なので、初動70万突破は確実といえる。

さあ、あとはオリコンの公式発表を待つだけ…

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

…そして、待つこと半日。

 
今朝発表されたオリコンの公式発表。

12/22付オリコンウィークリーアルバムチャート、第1位は…
Mr.Children「SUPERMARKET FANTASY」!!

そして注目はその初動売上げ枚数。

オリコン発表の初動売上げは70.8万枚!

見事、初動で70万枚を突破してきた。

これは今年のオリジナルアルバム最高初動となり、これまで今年のオリアル最高初動だった宇多田ヒカル「HEART STATION」の初動48.0万枚を大きく上回るものだ。

さらに、初動70.8万枚で前々作「HOME」の初動69.3万枚を見事上回ったことで…

「IU」初動68.7万枚
     ↓
「HOME」初動69.3万枚
     ↓
「SUPERMARKET FANTASY」初動70.8万枚 となり、このご時世に…

オリジナルアルバム初動2連続上昇となった(カップリング集である前作は除く)。

ベテランアーティストが軒並み売上げを落としていく中で、どんどん上昇していくミスチル。いったいどうなっているのだろうか。

さらに、初動で70万枚を突破したことで、累計でのミリオンもほぼ確定し、09年の集計開始第1週目にいきなり年間1位の筆頭格が現れたことに。

 
ミスチルはこれから年末もメディア露出を多く控えている。

本日放映の「1億3000万人が選ぶ! ベストアーティスト2008」に始まり、「HAPPY X'mas SHOW!」、「ミュージックステーション SUPERLIVE 2008!」、そして今年ついに初出場となった「紅白歌合戦」。

これらの放映効果が存分に発揮されれば、ロングヒットは必至で、累計売上げでも「HOME」の120万枚を超えることは可能である。

さて、最終的どこまで売上げを伸ばすのだろうか。今後もミスチルから目が離せなくなりそうだ。

~今日のふといいなぁ~
花になれ  by flumpool
繋がりSUNSET  by Dragon Ash

2008年12月14日 (日)

指数超回復! ミスチル初動70万台を射程内に!

ミスチルの指数が謎の超回復を見せた。

本日発表された土曜付デイリーチャート(デイリー5日目)もMr.Children「SUPERMARKET FANTASY」が1位をキープ。

注目の指数は41790!

前回記事での予測値33538をなんと8000以上も上回ってきた。

昨日発表された金曜付デイリーチャート(デイリー4日目)で指数を大きく落とし、初動70万枚突破&「HOME」越えが危ぶまれたミスチル。

しかし、そこから1日。事態は急変。週末、予想をはるかに超える回復を見せてきた。

もともと週末にしっかりと指数を回復させることの多いミスチルだが、ここまでの回復は近年でも稀である。

ちなみに「HOME」のときには約2000の回復に止まっている。

今週は週末への弾みとして大きな影響力を持つ「ミュージックステーション」の放送がお休み。

「HOME」のときにはリリース週に「Mステ」出演をしているため、それがない今回は週末に少々厳しい展開が予想されたが、その「HOME」のときの数倍の回復を見せてきた。

金曜にミスチルは「Mステ」の代わりと言ってはなんだが、「僕らの音楽」に出演。

ただ、これまでに「僕らの音楽」で飛躍的に指数が回復した例は他のアーティストを含めてもほとんど見られていない。

そうなると、今回の上昇は何がきっかけなのだろうか。そのため、記事はじめの一文には「謎」という言葉を使わせてもらった。

考えられるのは、以前の記事でも書いたが、今作のリリース時期による影響だ。

例年、この12月中盤というのはCD市場(特にアルバム)は潤いを見せる時期である。

昨年のこの時期、ドリカムやEXILE、BUMP OF CHIKEN、コブクロなどといったアーティストが次々に高初動を叩きだし、チャートが物凄い高水準になったのは記憶に新しいところ。

ボーナスの影響だったり、年末商戦の煽りだったりでサイフの紐が緩みやすいと言われるこの時期にリリースしたことが、ミスチルにも恩恵を与えた可能性がありえる。

ただ、そのようなことはただの空想にしか過ぎない。結局は「謎」である。

 
さて、さっそくこのデイリー5日目の指数を代入して、予測を最新版のデータに更新しておこう。

Sf5

Sf5excel

この予測上では、再び初動70万枚突破の可能性が復活

推定最終到達地点は初動69.4万枚にまで上昇。

さらに、補正が「HOME」の頃と同じ程度かかった場合には初動71.2万枚にまで伸びるという結果が導かれた。

補正値が1.65だろうと1.69だろうと「HOME」割れという結果が導かれていた昨日から一転、どちらの補正具合でも「HOME」越えという状態に。

それだけデイリー5日目での回復が大きかったということだ。

もし、初動売上げが70万枚を突破すれば、08年度に1作品として誕生しなかった「オリジナルアルバム初動70万作品」が09年はいきなり第1週目に生まれることになる。

さらに、ミスチルとしては04年の「シフクノオト」以来の初動70万枚突破ということにもなる。

 
さあ、初動売上げに換算されるのも、残すところ明日発表の日曜付の売上げのみ。

果たして、集計最終日はどのような指数を見せるのか。注目だ。

~今日のふといいなぁ~
EMPTY96  by UVERworld
TRUST YOUR VOICE  by 中島美嘉

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